肛門科

肛門科とは

いぼ痔(痔核)、きれ痔(裂肛)、あな痔(痔瘻)といった、肛門の病気の治療をする科です。それぞれの病気に関しましては各項目でお話していますが、共通して言えることは、便通が、硬からず、かと言って、軟らかすぎず、という事が大事です。治療に関しては、なるべく薬を使って直す。手術は後回しにする方針ですが、あな痔は薬では治りません。また、いぼ痔の治療に、ジオンと言う注射ができ楽になりました。あまり痛くなく、仕事をほとんど、休まなくて良いのです。

ジオン注射

いぼ痔(痔核)は肛門の静脈がうっ血して、出血したり、腫れたりする病気です。治療は先ず外用薬。それで駄目なら、以前はゴム輪でくくったり、硬化療法といって、注射をしていましたが、あまり効きが良くなく最後は切除手術をしていました。ところが、10年近く前になりますか、ジオンと名づけられた注射が開発され使われるようになりました。私は初め 1、2年は使わず、本当に効くのか、副作用は無いのか、と、様子をみていました。しかし、その効果と安全性を確認でき、今ではよく使っています。

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