大腸がんと大腸ポリ-プ

食生活の変化に関係するようですが、大腸癌は増えてきています。
地方自治体などでも、住民検診に、便潜血反応の検査を採用したりして、早期発見に努めています。 当院でも、検診で便潜血反応陽性になったひとの大腸内視鏡検査をしていますが、20人に1人癌が見つかります。4人くらい、切除を必要とするポリ-プがあります。

大腸癌の症状は、便通異常や、腹痛、血便であったりしますが、それでは遅いことがあります。 症状の出る前に検査で見つけたい。 便潜血反応は敏感です。
もっとも、大腸癌は比較的おとなしい癌ですので症状が出てからでもあきらめることはありません。

大腸ポリ-プは、大腸の内腔から小さく隆起しているものの総称で、早期の大腸癌や良性の腫瘍(腺腫と呼びます)や、腫瘍でないもの(炎症性ポリ-プとか過形成性ポリ-プと呼ばれる自然に消えていくもの)をふくみます。前二者は切除しなければなりません。腺腫は多くの場合、入院なしで切除できます。

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